世界でオンリーワン

今夜は、YEGの会合です。

お昼に近所の丸河屋の河原崎さんが玄米を買いに来てくれました。その際に1時間ほどお話を。河原崎さんは中学の後輩で利き酒師でもありカルチャーセンターの講師でもありネットショップ仲間でもあります。

丸河屋さん、日記を書いているのですが最近ぼやきが多かったので「あれはどういうものかと」と苦言を呈したのですがまあ彼なりにいろいろと大変なようです。それでもねえという話から今販売し始めた「きき酒クリップボード」の話になりそれがおもしろかったです。HPで見ていて知っていたのですがこれって世界でもないオンリーワンの商品だそうです。世界の利き酒大会やお酒の鑑評会でも使われてなくて国内の同様の大会でもなかったそうで河原崎さん、参加するたびにグラスをどこに置くかで困っていたそうです。そこで自分で作って持っていったらみなさんに「それどうした?どこで売ってるの?」と注目の的になったそうで海外からも早くも問い合わせがあったそうです。これってそういった大会や鑑評会に出る人しかわからない事なんですがその参加される方が現在うなぎのぼりに増えているそうで静岡県内などは、券を発売するとすぐに売切れてしまうほどの人気だそうです。そんな中でこのボードを持っていると注目の的。羨望の眼差しで見つめられるそうでそこでいよいよ作って販売する事を決めたそうです。

本人は、真似されるのであまり大々的にするのはといっていたのですがニッチ商品ですので製品化するところはそんなにないのではといいました。それよりも真似されてもいいから名前だけは「丸ちゃんボード」とかにしてどこにいってもこのクリップボードは「丸ちゃんボード」といってもらえるほうがすごくないと提案。丸ちゃんボードが世界に出れば丸河屋も作ったパイオニアで世界に名前を売り込めるのではと大げさ?な話しにまでなってしまいましたがそうなる可能性はありますよね。それからは二人でどうやって売っていくかの販売戦略を練りました。

世界に一つのもの、ニッチな商品ですが意外なところに意外な需要があるものですね。どこに目をつけていくか。どこが不便なのか、何が必要なのか。そういったことを日常で改めて考えて行こうと思います。「丸ちゃんボード」と提案させていただきましたがさっそくその名前をつけてくれたようです。まあ楽しい1時間でした。