脱輪

今日はSさんがお休み、井川への配達も通常より30分早く出発しました。雨の中順調でしたが写真の地点先は、見とおしのいい登りの急カーブ。大型ダンプが下りてきたのでここで待ってましたがダンプが止まって降りてきません。まだ狭いのか早く降りてくればいいのにと思いながらちょっとバックしたらドスンと脱輪。完全に側溝にはまってしまいました。止まった地点は、左側は斜面だったので気ににせずバックしたらそこから側溝がありました。大型ダンプがようやく下りてきて運転手も降りてきましたがロープなど持ってないとのこと。そこへもう一台来ましたが道具がないとダメだなあといわれてしまいました。場所はこのあたり(189という数字の当たりです)。携帯は完全に圏外です。しかたなく大型ダンプに電話が使えるようになったらJAFを呼んでもらうように頼みました。車の周りに大きな石か木がないか探しましたがみつからず開けてる場所まで歩いて携帯がつかえるかどうか試してもダメ。そのうち土砂降りになってきて車の中に非難しました。写真はまだ小ぶりの時に撮影しました。

30分ほど待っている間に10台ほど通りましたが半数以上の車が途中で止まったりバックしたりして大丈夫ですか?と聞いてきてくれました。そのうちの1台に自分の名刺を渡し店への連絡を頼みました。それからまたさらに10分ほど待ち、JAFは2時間ぐらいかかるのかなあと思っ手いた頃、一台の車が止まりました。

運転手が降りてきて「俺も最近脱輪したばっかりだ。白い線を最近塗りなおしてその上で滑って脱輪した」といいながらカッパを着だしました。ここに自分が使った丸太があるよとちょっと離れたガケ側のすぐ下に本当にちょうどいいい丸太があり拾い上げてくれました。(ガケ側もみたのですが急でしたしありそうもなかったので一目でやめてしまいました)ロープがあれば引っ張れるなあといっていたらちょうどそこに1台の車が止まりロープ持ってるよと。その2台は軽だったので大きいのがくればといっていたら4駆のRV車がやってきましたこの間5分ほどです。そこにまたもう2台来て計5人集まってくれました。その間私はバンパー部分に牽引用の器具を取り付けていて最初の方が丸太を脱輪したタイヤの下に入れてました。丸太もはまり5人なら押せば出るかもしれないよというのでやってみるとなんと1発で脱出成功しました。

感謝、感激でしたがなんという偶然でしょうか。丸太がありそこへロープ、4駆の車までほんの5分ほどで集まってしまいました。それまで30分以上待っていて10台ほどしか通らなかったのですが。またその時に土砂降りの雨もやんだのです。

ご協力いただいたみなさんにお礼をいい最初に丸太を持ってきてくれたおじさんにお礼をしたいと思い名詞かお名前をといったら「そんなのいいいよ、気をつけていって」とさっと行ってしまいました。

JAFを呼んでしまっていたのですぐに運転を始めて峠まで来てJAFにキャンセルの電話をして次に店へ。納品して帰り道は登り以上に気をつけて運転しましたが側溝は、ちょうど脱輪したあたりだけにしかありませんでした。

結局帰ってきたのは1時過ぎでしたがJAFを待っていたら夕方をまわっていたかもしれません。今日は人の心の温かさに触れて温かい気持ちにしてもらいました。困った時にはすぐにこちらから救いの手をさし伸べたいと思いました。

それにしても次から次へとなんとタイミングよくできたのでしょうか。これには今思い出してもその偶然にすごいとしかいえません。あのおじさんには本当に助けていただきました。ありがとうございました。

コメント

  1. ハナハナ より:

    ハラハラドキドキしながら読んでしまいました
    ケガが無くて良かったですね
    お互い、運転には気をつけましょう~(^^)

  2. ハナハナさん
    こんばんは!
    コメントありがとうございます。
    そもそもお互いに譲り合った結果がこのようになってしまったのですが・・・。
    怪我もなく車もバンパーが側溝の淵に乗ってましたが柔らかい土だったので傷もつきませんでした。
    今回は他人同士のその連携のよさに本当に夢を見ているようでした。今思い出しても不思議です。
    これからは今以上に気をつけて運転しますね。ハナハナさんもお気をつけください!